アーバンシェッド国際デザイン・コンペ

ユン・ファン・チョイ

アーバンシェッド国際デザイン・コンペ(UrbanSHED International Design Competition)は、 ペンシルヴァニア大学の学生の応募案が1等になり、ロウアー・マンハッタンに使用されることになり話題を呼んでいる。
このコンペはニューヨークの工事現場などで、歩道を行く人々を落下物などからプロテクトするための歩道の覆い(歩道小屋=Urban Shed)が、 あまりにも醜いのでより美しいデザインを求めて行われた国際コンペ。 28カ国より163件の応募案を集めたコンペの最優秀賞者、ユン・ファン・チョイの案は“アーバン・アンブレラ(都市の傘)”。 傘の構造的なロジックを用いて歩道小屋をシンプルにしたもので、構造、オーナメント、ライティングなどを一体化している。 現時点ではスティールを使用するか、アルミを使用するかは決めていないようだが、屋根を支持する構造体は湾曲アーチを採用し、その下側にはアーケード風の空間を意図しているようだ。 夜間の照明にはLEDを使用。屋根には半透明グラスファイバーを用いて種々の色やアートをつけたバージョンをつくり、自然光を歩道に落とすことを計画している。
現在ニューヨークでは6,000箇所で醜い歩道小屋が軒を連ねており、その長さは300km以上になるという。 チョイは10,000ドルの賞金を獲得し、ダウンタウン・ニューヨーク連盟が基金を出してロウアー・マンハッタンに原寸大のプロトタイプをつくるという。 建設会社はその使用を強制されないが、ニューヨーク市当局は、単に歩行者やビジネス・オーナーが喜ぶだけでなく、メンテナンス費も安いことも指摘しつつ、徐々に使用されていくことを期待している。

All the images: Courtesy of Agencie Group
Urban Umbrella design by: Young Hwan Choi with Andr市 Cort市 AIA, Sarrah Khan PE of Agencie Group
Project Team: Will Robinette, Todd Montgomery, Zachary Colbert