カイロ・エキスポ・シティ・コンペ

Zaha Hadid Architects

特に近年、ザハ・ハディドが国際コンペで勝利する確率は非常に高く、国際的な建築家のなかでも断トツのコンペ強さを誇っている。 「カイロ・エキスポ・シティ」は、ザハ・ハディドがグローバルなマルチ・エンジニアリング事務所のビューロ・ハッポルト社と組んで勝利したコンペ作品である。
エジプトの首都カイロにある45万平米の敷地は、カイロ中心部とシティ・エアポートの中間に位置している。 「エキスポ・シティ」は先端的な見本市会場と国際会議の都市で、国際的な展示場、会議場、およびビジネス・ホテルに加え、オフィス・タワーとショッピング・センターが提案された。
ザハのうねるような流体的なフォルムは、ナイル川渓谷のナチュラル・トポグラフィ(自然景観)に想を得たものだと言う。 展示スペースが最大のフレキシビリティを必要とすることから、すべてのパブリック・スペースや形態的な構成は、周辺にあるエジプトのランドスケープを参照したいとザハは考えた。 その結果、「カイロ・エキスポ・シティ」には、ナイル川がもつ力強いダイナミズム、周辺の建物群、トポグラフィックなランドスケープなどが反映されている。
コンペは第2段階でノルウェーのスノヘッタとファイナリスト2チームになり、ザハ・ハディド事務所が最終的な勝利を納めた。今年の10月から敷地の造成が始まる予定だ。

Photos: courtesy of Zaha Hadid Architects